【6/13週末版】銅計算値は「2,280円」へ反発!月曜は建値改定お休み、火曜の改定ターゲットを見極める「究極の猶予期間」が到来
更新日:2026年6月13日 | lets-copper.com
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昨晩12日(現地時間)の海外LME(ロンドン金属取引所)相場は、前日のドル独歩高による急落から一転、力強い買い戻しが入り、銅現物セツルメント価格は前営業日比183ドル高の13,603.0ドルと大幅に反発して一週間を終えました。東京為替TTSも161.18円と依然として超円安水準を盤石なものにしています。
これらを受け、正確な計算式(LME×為替+80,000円)から弾き出される国内電気銅の足元計算値は**2,280円/kg**まで上昇。現行の建値である2,250円に対して「+30円」の上振れ乖離が発生しています。
💡 実務上の最大ポイント:6/15(月)は電気銅改定お休み=「絶好の仕込み場」か
来週月曜日(6月15日)は、国内電気銅建値の「定期改定お休みの日」となっています。そのため、市場の理論上の計算値が2,280円(+30円上振れ)を示しているにもかかわらず、月曜日中の公式発表は現行の「2,250円」が終日維持されます。
これは実務に携わる私たちにとって「最大の猶予(アドバンテージ)」です。月曜日いっぱいは現行の安い建値(2,250円)をベースに電線やスクラップを動かすことができ、月曜夜のロンドンLME相場および為替の動向をじっくり確認した上で、火曜日(16日)朝の建値改定を完璧に見極めることができます。中長期の強気材料に加え、週末の貴金属(金・銀)の大爆騰を考えれば、月曜日の現物確保は非常に有利な選択肢となるでしょう。
1. 銅相場:LMEは13,603ドルへ急反発!国内計算値は「2,280円」
現地6月12日のLME公式発表において、銅の現物セツルメント価格(売)は前営業日比183ドル高の13,603.0ドル。 これに、週末の為替引き締めが小幅に影響した東京為替TTSレート161.18円を掛け合わせた、単純円換算ベースは2,192,532円/tとなっています。
(LME銅セツル: $13,603.0 × 為替TTS: ¥161.18)
+ 諸経費プレミアム: 80,000円/t (kgあたり+80円)
= 理論値:2,272,532 円/t (切り上げにより2,280,000円/t)
※LME円建てセツル価格(約219.2万円)に、海上運賃、金利、製錬所手数料などの諸経費プレミアムである**「+80,000円/t(kgあたり+80円)」**を加算し、10円単位に切り上げた最新の実質計算値は**2,280円/kg**となります。現行建値の2,250円に対し、3万円幅のプラス乖離となっています。
2. 主要非鉄金属のLMEデータテーブル(6/12現地実績)
ロンドン現地12日発表の公式紙面データに基づく、各金属のセツルメント価格(現物売値)、円建て換算、およびLME公式在庫の推移一覧です。
| 金属種 | 現物売(セツルメント) | 円換算(円/トン) | 11日時点在庫 (増減) |
|---|---|---|---|
| 銅 (Copper) | $13,603.00 | 2,192,532 円 | 364,100 t (▲3,200) |
| アルミ (Aluminum) | $3,498.50 | 563,888 円 | 319,925 t (▲2,075) |
| ニッケル (Nickel) | $17,440.00 | 2,810,971 円 | 274,938 t (+786) |
| 亜鉛 (Zinc) | $3,468.00 | 558,972 円 | 107,750 t (▲1,725) |
| スズ (Tin) | $52,395.00 | 8,445,026 円 | 8,850 t (▲40) |
【アルミ:連日の2,000トン超引き出しで実需ひっ迫】
アルミセツルメント価格は3,498.50ドル(円換算ベース:563,888円/t)と、前日の価格水準をしっかりと維持。LME公式在庫は昨日もさらに**2,075トンの大幅な引き出し**を記録しました。世界的な電力インフラ需要と供給元の電力コスト高が、アルミスクラップや地金価格の強固な下支えとして作用しています。
【スズ:52,000ドル台を堅持し高値保ち合い】
スズの現物セツルメント価格は52,395.00ドル(円換算:約844.5万円/t)。在庫は前日からさらに40トン減少して残り8,850トンへ。ミャンマーやインドネシア等の主要精錬国の減産問題に対する懸念は払拭されておらず、半導体向けハンダ需要も強固なため、下値の堅さは驚異的です。
🌟 【貴金属・激震の週末】COMEX銀が$67.974へ、金も$4,200台へと記録的爆騰!
昨晩のコモディティ市場で最も強烈な値動きを見せたのが貴金属(ゴールド・シルバー)です。インフレヘッジとしての現物資産買いが再燃し、COMEX銀(7月限)セツルメントは前日の64.001ドルから一気に『67.974ドル/トロイオンス』へと大爆騰!(前日比+$3.973)
これに呼応してCOMEX金(6月限)セツルメントも前日比117.6ドル高の『4,207.9ドル』を突破しました。この貴金属への圧倒的な資金流入は、工業用メタル全体を一段高い価格ステージへと押し上げる極めて強力な先行インジケーター(指標)となっています。
3. 実務担当者の在庫・仕入戦略:月曜日の「猶予1日」をフル活用せよ
週明けの15日(月曜日)に国内価格の改定がないことで、私たちは一時的な相場変動リスクから一時的に開放された「完璧なバッファー(バリア)」を手に入れています。
この「猶予期間(スライド日)」における最大のスマートな立ち回りは、「月曜日中に現行の2,250円基準で仕入れ・調達可能な現物を最大限に確保し、火曜日の+30円改定に向けた布石を打つこと」です。為替が161.18円と介入の臨界警戒ゾーンに留まっているため、週末や週またぎでの長期在庫キャリーは危険ですが、月曜日中に取引を完結できる高速回転ポジション(月曜入荷・即日提携先引き渡し)を徹底構築し、確実な利益を確保していきましょう!
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